漢 方

  

     
(ごしゅゆとう)
片頭痛、頭痛、しゃっくり、頭痛に伴う吐きけ、肩こり激しい頭痛がある。肩こり、手足の冷え、心窩部膨満感を伴う。

生薬成分
大棗(たいそう)、呉茱萸(ごしゅゆ)、人参(にんじん)、生姜(しょうきょう)

(ちょうとうさん)
めまい、高血圧症、慢性頭痛、肩こり、眼精疲労中年以降の人で、慢性頭痛,肩こり、めまいがある。

生薬成分
石膏(せっこう)、陳皮(ちんぴ)、麦門冬(ばくもんどう)、半夏(はんげ)、茯苓(ぶくりょう)、釣藤鈎(ちょうとうこう)、 防風(ぼうふう)、菊花(きくか)、人参(にんじん)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)

  

     
(せんきゅうちゃちょうさん)
風邪、頭痛、血の道症
(1)風邪で、鼻づまり、鼻汁、頭痛がある。
(2)慢性鼻炎・副鼻腔炎で頭痛がある。
(3)更年期障害で頭痛がある。
(4)更年期などで緊張性頭痛がある。

生薬成分
香附子(こうぶし)、 川弓(せんきゅう)、 荊芥(けいがい)、 薄荷(はっか)、 白シ(びゃくし)、 防風(ぼうふう)、 羌活(きょうかつ)、 甘草(かんぞう)、 茶葉(ちゃよう)
(ごれいさん)
むくみ、二日酔い、嘔吐、吐きけ、腹痛、頭痛、めまい、急性胃腸炎、周期性嘔吐症口渇、尿量減少がある。むくみ、頭痛、めまいを伴う。 ときに、吐きけ、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などを伴うことがある。


生薬成分
沢瀉(たくしゃ)、蒼朮(そうじゅつ)、猪苓(ちょれい)、茯苓(ぶくりょう)、桂皮(けいひ)

*漢方医学の特徴は、伝統中国医学と同様に体全体をみるところにあり、「証」という概念を持っている。
「証」は主に体質をあらわす。
この点で西洋医学とは大きく異なる。
漢方診療は「証に随って治療する(随証治療)」が原則であり、体全体の調子を整えることで結果的に病気を治していく。
このため、症状だけを見るのでなく体質を診断し、重んじる。
よって、漢方薬も「証」にもとづき患者一人ひとりの体質を見ながら調合される。




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